「ね、、未槻ちゃん―」 由美が口を開いた 「なに??」 あたしは内申少し怯えながら答えた 由美はやはりいつもと違う 「高橋と・・・ほんとになにもないの?」 なぜかその言葉が、心に深々と刺さった 「あんな奴となんかあるわけないじゃん!!」 はき捨てるようにゆった 「じゃぁなんでいつも一緒なの? あたしみちゃったんだよ、高橋がばっくれたときに未槻ちゃんと一緒にいたのも 未槻ちゃんが高橋の家に入ってくのも、全部 」 「それはあいつが勝手に―」 「もういい 」 あたしの言葉をさえぎるかのように 由美がゆった 「あたしはね、小さい頃からずっと淳が好きなのよ。 淳とは親同士も仲いいし、あたしは淳のこと1番知ってる自信があるわ。 なのにあなた何様のつもり??淳のなにも知ってるの??」 由美の目から、微かに雫がこぼれていた 「―あたしにとって高橋は、本当になんともない存在、、だよ。」 あたしはただそれだけを残して その場を去った それしか、できなかった
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