「おい・・・未槻ちゃん??」


高橋の言葉なんか無視して

あたしは話しを続けた


「あたしね野球部のマネしてたの

 マネに入った理由はその人がいたからだった― 

 名前がね『本庄 匠』ってゆう人でさぁ」



高橋が

あたしのことをずっと見てる



「あ、、ごめん」

「いいよ 続けて」


高橋がまた、あの真剣な表情を浮かべていた



「・・・匠君はね、とっても男らしくて

 ほんまに『野球少年』って感じの人やった

 あたしはすぐに仲よくなったわ

 メールもいっぱいして

 休みの日は何回かグループで遊んで―」





「付き合っとったん??」




あたしは黙って首を振った




「1人で、舞い上がっちゃってたみたい」







なぜだかあたしの目から

涙が流れていた




「未槻・・・ちゃん?」


「告白・・・してん

 けど『ごめん・・・』って―

 でもね、その後もすっごい仲よくしてくれて

 あたし・・・

 またあほみたいに期待しちゃってて・・・」



「そんで?」

「え?」


「続き あんだろ??」





高橋には

全てがわかっていたようだった



「―転校する1週間前かな

 いつもどうり部室に残って

 少し暇つぶしてた

 そしたら、匠君が友達と
 
 部室にきたのよ 」



「隠れたんやな?」


「うん
 
 それで、匠君が・・・あたしの・・コト―」





「もう、それ以上はなすなよ」


高橋が後ろを向いたままゆった


「なんで・・・?」


「お前にとって 思い出したくないことなんやろ?
 
 そこで聞いたことは― 」







「ほんまにあいつうざい

 はよ俺の前から消えてくれんかな」






あたしははき捨てるように言った


匠君があのときゆった言葉を






「未槻ちゃん」











涙が

とまらなかった

こんな奴の前で

なんであたし、泣いてんだろ―





「あたし 逃げてきたんだよ」

「うん」

「弱いでしょ?馬鹿みたいでしょ?」

「うん」


あたしが何をいっても

高橋は「うん」としかゆわなかった





「あたしは、この学校で変わるの
 
 そのためにここに来たの

 それでいつか匠君に後悔させてやるのよ」


あたしは悪魔のような笑みを浮かべていた

甲高い

不気味な笑い声をたてて

涙を流しながらも

笑いつづけた





「未槻ちゃん、、、兄弟 いるか?」



高橋が 口を開いた




 
広告 [PR]  ダイエット キャッシング わけあり商品 無料レンタルサーバー